2024 TRON Symposium
2024 TRON Symposium -TRONSHOW-は終了しました。多数のご来場誠にありがとうございました。
NEWS

2024.12.13

2024 TRON Symposium -TRONSHOW-は終了しました。多数のご来場誠にありがとうございました。

2024 TRON Symposium:忘れ物・落し物のお知らせ

  • キーホルダー
  • ノートパソコンの電源コード

上記をTRON Symposium事務局にてお預かりしております。 お心当たりの方は、以下までご連絡ください。
E-mail: info@tronshow.org
拾得物に氏名が記載されておりません。 所有者確認のため、お申し出頂いた方には、拾得物の詳細な情報をお伺いいたしますので、何卒、ご理解、ご協力くださいます様お願い申し上げます。

2024 TRON Symposium開催報告

2024 TRON Symposiumのご紹介

1984年に始まったTRONプロジェクトは、2024年にプロジェクト開始から40周年を迎えました。この記念すべき年に、TRONプロジェクトは再び栄誉ある評価を受けました。

昨年のTRONリアルタイム・オペレーティングシステム・ファミリーに続き、今年は「The TRON Intelligent House, 1989」がIEEEマイルストーンに認定されました。これは、コンピュータシステムスタックにおいて、基盤技術であるRTOSから、その応用であるIoT住宅まで、ボトムとトップの両端でIEEEマイルストーンを受賞したという点で特筆すべき成果です。

TRONプロジェクトの広がりは、組込みシステムの基盤から、スマートホーム、さらにはスマートシティの構想にまで及んでいます。近年の生成AI技術の急速な発展を受け、TRONプロジェクトもRTOSの開発からIoTの最適制御まで、すべての局面でAIの活用を積極的に模索しています。

今年のTRON Symposiumでは、40年の成果を振り返るとともに、AIとの融合によって開かれるTRONの新たな可能性について議論します。基調講演や各セッションを通じて、TRONプロジェクトの過去、現在、そして未来への展望を共有する場となります。

展示内容紹介:主催者と出展者による最新テクノロジーなどを展示します。

IoTエッジノード向け開発環境

IoTエッジノード向け開発環境µT-Kernel 3.0は、IEEE(米国電気電子学会)が定めるIoTエッジノード向けの世界標準OS仕様「IEEE 2050™-2018」に完全準拠した RTOS 仕様です。µT-Kernel 3.0の詳細仕様、トロンフォーラムの RTOSロードマップ、搭載製品などをご紹介します。IoTエッジノードに最適なRTOSとして、AIとの連携やスマートビルへの応用についてもご紹介します。

応用アプリケーション

TRONプロジェクトでは、応用アプリケーションのプラットフォーム構築も行っています。オープンデータ連携の応用としての公共交通オープンデータ協議会(ODPT)、サービス間連携の基盤となるパーソナルデータストア(PDS)を推進する一般社団法人IoTサービス連携協議会(AIoTS)、デジタル時代の理想的な住まいのプラットフォームを確立するOpen Smart UR研究会、地方のDX実現のための一般社団法人 デジタル地方創生推進機構(VLED)、リカレント教育のenPiT-Proなどと連携したプロジェクトを紹介します。

海外/政府・自治体

TRONプロジェクトと連携した国内外の団体の活動や、政府(総務省、国土交通省など)および東京都の取り組みを紹介します。

展示会場セミナー

展示会場では、出展者による最先端技術のセミナーやWGメンバーによるμT-Kernel 3.0や公共交通オープンデータの使い方など各種セミナーを開催します。

  • RoomA
    最先端マイコンのセミナーやWGメンバーによるμT-Kernel 3.0や応用など各種セミナーを開催
  • RoomB
    IOWNやtsuzumiのセミナーやスマートビル応用、公共交通オープンデータの活用事例や使い方など各種セミナーを開催